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2−77図のように、b点を1/4の目安で通過し、b〜d間をフラップを使用せずに飛行し、dから先のファイテルアプローチはフラップやスポイラーを使用して飛行すると、その5種類の平均は、2−78図のように変化する。

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これでわかることは、滑空比の良いものは、bからd点までのコース中、着陸フラップ等によって、滑空比を悪くする。すなわち、b点の目安を1/3〜1/4の比にしなければならない。最近の競技用高性能機の場合には、a〜bに至る間に脚を出し、着陸用フラップを下げて。L/D)をわるくすれば、b点の目安は1/3となり、自然に高目になる。それと同時に、着陸地帯に近づくので、接地点の状況が充分に確認できる。また、全般的に高目に飛行できるので、高度に対する可変の範囲が広がることになり、安全に目的の接地点に接地することができる。モーターグライダーの着陸は、飛行機とまったく同じでよい。しかし、最近の傾向として、複座のMGを利用して、グライダーと同じ場周飛行の練習ができる。これは、教官と2人で短時間に安易にできるので、グライダーに比べて、はるかに簡単でひんぱんに利用されている。しかし、グライダーに比べて、場周に多少の相違があるので、それを2−79図に示した。この図はSF

 

 

 

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